シトロエン『DS5』が日本でも発表された。そのデザインは美しさとエアロダイナミクスが融合されており、今までにない存在感が創り出されている。
「DS5の特徴は、大胆かつ上品なラインで構成されたボディデザインにあります」と関係者は語る。「ヘッドライトの先端からフロントガラス側面へと長く伸びるサーベルラインは、ボンネットを長く見せ、大きなキャビンをコンパクトに見せる効果があるのです」という。
また、デザイン性と実用性も両立させている。「存在感あふれるデザインでありながら、DS5は全長がシトロエン『C5セダン』よりも260mm短く、コンパクトなディメンションを持っています。しかしながら、コンパクトながらもラゲッジルームを約456Lというステーションワゴンに匹敵するスペースを確保しているのです」。
そして、DSラインのプレミアムな質感は、特にインテリアで表現されている。その一例として上級グレードに設定されるクラブレザーシートを挙げる。「これは、ウォッチストラップという腕時計のベルトをモチーフにしたデザインと、その質感の高さで、クルマのシートを超えた存在感を示しています」と話す。
さらに、「ルーフコンソールやセンターコンソールのスイッチ類に囲まれた空間と、操縦桿をイメージさせるフラットボトムのスポーツステアリングなど、航空機の操縦席をモチーフに、DS5のコックピットはデザインされています。これにより、ドライバーにこれまでにない高揚感を与えるでしょう」とする。
最後に、「DS5が求めるレベルの上質感と機能性を実現するために、それぞれのデザインや材質に徹底的にこだわったのです」と語った。