レクサスの米国市場における主力車種として、新型が発表されたばかりの『ES』。その新型レクサスESに対して、米国のレクサス販売店からは、現地生産への要望が高まっていることが分かった。
これは15日、米国の自動車メディア、『WARDS AUTO』が伝えたもの。同メディアの取材の中で、レクサスのティム・モリソン販売担当副社長は、「米国のレクサス販売店からは、現状の円高水準を考えると、ESの北米現地生産を強く望む声が寄せられている」と明かしたのだ。
現在、レクサスESは、トヨタ自動車の九州工場で生産中。ESはレクサスの米国ラインナップ(乗用車)では最量販車種だけに、日本から輸入するよりは、北米で現地生産した方が、販売店にとっては収益性が高まるとの思いが強いという。
このようなディーラーからの要望を受け、ティム・モリソン副社長は、「そろそろ(トヨタは)、レクサスESの北米現地生産を検討してもいい頃だ」と、同メディアに話している。