フォルクスワーゲングループに属し、チェコに本拠を置くシュコダは19日、新型セダンの『ラピッド』(RAPID)の概要を明らかにした。実車は9月、フランスで開催されるパリモーターショー12で初公開される。
ラピッドは2011年9月、フランクフルトモーターショー11に出品されたコンセプトカー、『ミッションL』の市販版。欧州Cセグメントに属する5ドアセダンとしてデビューを飾る。
ラピッドの全長は4480mm、全幅は1700mm。同社のラインナップでは、『ファビア』と『オクタビア』の中間に位置付けられる。大人5名がゆとりを持って乗車できる、クラス最高水準の広さを備えた快適な室内空間が追求された。
ラピッドは、パリモーターショー12でワールドプレミアされた後、年内に欧州市場で発売される予定。シュコダのウィンフリード・ヴァーランドCEOは、「ラピッドが小型サルーンセグメントの新基準を打ち立てる」と述べ、高い自信を示している。