全体相場は続伸。
17日のギリシャ再選挙で緊縮財政推進派が第一党となったことで、ギリシャのユーロ圏離脱に伴う金融市場混乱という最悪のシナリオが回避されたとの見方が台頭。世界的な株価回復を見越し、主力銘柄に幅広く買いが入った。
警戒感は払拭されていないため一方的に買い上がる動きとはならなかったものの、平均株価は前週末比151円70銭高の8721円02銭と大幅続伸。5月22日以来1か月ぶりに8700円台を回復した。
外為市場で円が対ドル、対ユーロで弱含んだことを好感し。自動車株は全面高。
トヨタ自動車が59円高の3055円と反発。
ホンダが46円高の2579円、日産自動車が22円高の762円と反発した。
マツダが6円高の106円と大幅上昇。円高・ユーロ安を嫌気し調整局面が続いてきたが、多目的スポーツ車『CX-5』の受注が好調だけに水準訂正高を占う声も聞かれた。