全体相場は5日ぶりに反発。
目立った買い材料は見当たらないが、前日の米国市場が小幅安にとどまったことで、世界同時株安に対する過度の警戒感が後退。外為市場で円高が一服商状となったことも買い安心感を誘った。
日米欧7か国(G7)財務相・中央銀行総裁による緊急電話会議を控え、引けにかけて幅広い銘柄に買い戻しが活発化。平均株価は前日比86円37銭高の8382円ちょうどに反発して取引を終えた。
自動車株は買い戻しが入り全面高。
トヨタ自動車が22円高の2926円と5日ぶりに反発。大手経済紙が「エコカー補助金が7月中にも終了する見通し」と報じたことで、ハイブリッド車の売り上げ反動減への警戒から、小反発にとどまったもよう。
ホンダが49円高の2417円、日産自動車が14円高の723円と反発した。