気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2012年5月21日付
●高級車人気中国で沸騰、販売数3割増、「独3強」挑む日本(読売・7面)
●スカイツリー江戸に華、あす開業(読売・21面)
●国産マシン開発町工場滑り出し、五輪目指し「下町ボブスレー」(読売・1面)
●フェイスブックCEOが結婚(日経・7面)
●ミャンマーで生産検討、トヨタ紡織、新興国を開拓(日経・9面)
ひとくちコメント
騒々しい一週間の始まりである。気をもんでいた空模様も都内では曇り空から太陽が顔をのぞかせて、眩い金のリング状になった金環日食を観察することができた。近隣の小学校では観察会を行っていた関係で、通学路は早朝から保護者同伴で往き来する児童の姿もみられた。高価な日食グラスが無駄にならなかったのは何よりである。
さて、きょうの各紙は「金環日食」から一転、いよいよあす開業する「東京スカイツリー」の話題が目白押し。読売は「スカイツリー江戸の華」とのタイトルで見開きの特別版を企画したほか、東京も「天空の回廊未来へ託す」という4ページの広告特集を掲載。
その東京の社会面では「1日最大20万人の来場が見込まれる一方、塔の足元は昔ながらの住宅密集地で、細い道路と生活道路が多い」としながら「施設内と周辺で計約1400台分の駐車場は確保されているが混雑や渋滞が予想され、区や事業者は対策に神経をとがらせている」という。
事業主の東武タワースカイツリーがきょうの各紙に掲載したカラーの全面広告の中にも「ご来場の際は、電車・バスなどの公共交通機関をご利用ください」という文言が目を引く。明日以降、しばらくはスカイツリーのニュースが紙面を賑やかすことになるだろう。