フォルクスワーゲンは17日、オーストリアで開幕した「Wortherseeツアー」において、『ゴルフ GTIブラックダイナミック』を初公開した。Wortherseeツアーは今年で31回目。欧州最大規模のフォルクスワーゲングループのファン感謝イベントだ。Wortherseeツアーでは、恒例の「GTIミーティング」を開催。そこで披露されたのが、ゴルフ GTIのワンオフカスタマイズモデル、「ブラックダイナミック」である。このゴルフ GTIブラックダイナミック、18-23歳までの男性5名、女性4名の合計9名の職業訓練生がカスタマイズを担当。彼らがフォルクスワーゲンのトレーナーのアドバイスを受けながら、ゴルフGTIの性能アップを追求した。注目は、エンジン。2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」は、吸排気系などのチューニング受け、最大出力360psを獲得。ノーマルのゴルフGTIが210psだから、一気に150psのパワーアップを果たした計算だ。トランスミッションは6速DSGで、パワーアップに対応した強化を実施。足回りには、スポーツサスペンションや8ピストンの大容量ブレーキが装備される。車名の意味する通り、内外装はブラックが基本。インテリアは赤をアクセントに使い、レザー&アルカンターラのスポーツシートなどが奢られている。
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