全体相場は続落。
欧州債務危機の再燃に対する警戒感から、前日の米国市場が下落。円相場の高止まりも嫌気され、売りが先行する展開となった。
平均株価は一時9000円の大台割れ。引けにかけて値ごろ感からの買いも入ったが、前日比35円41銭安の9009円65銭と小幅続落して引けた。
自動車株は高安まちまち。
トヨタ自動車が売買を伴い25円高の3170円と上昇。前日引け後に今3月期の予想連結営業利益を前期比2.8倍増の1兆円と発表。市場予想の範囲内だったが、同社の予想数値は保守的な傾向があることから、業績の上振れに期待した買いが入ったもよう。
日産自動車が1円高の778円と小反発。
いすゞ、富士重工がしっかり。
一方、ホンダが18円安の2711円と反落。
スズキ、マツダ、日野自動車がさえない。
三菱自動車が85円で変わらず。