23日、中国で開幕した北京モーターショー12において、ランボルギーニが初公開したSUVコンセプトカー、『URUS』。気になるのは、その市販化についてだろう。北京モーターショー12のプレスカンファレンスにおいて、同社のステファン・ヴィンケルマン社長兼CEOは、「URUSは将来のランボルギーニの第3のモデルレンジとして、非常に具体的な構想」と発言。さらに、「SUVは世界で最も成長しているセグメントであり、URUSはランボルギーニを名乗るに相応しいSUVだ」と述べ、市販に前向きな姿勢を示した。URUSのボディサイズは、全長4990×全幅1990×全高1660mm。ランボルギーニによると、同じクラスのSUVの中で、最も背の低いプロポーションを持ち、CFRP(カーボンファイバー強化樹脂)やカーボンファイバーの積極採用で、クラス最軽量に仕上げられるという。エンジン形式は未公表ながら、最大出力600psを引き出し、デュアルクラッチトランスミッションとフルタイム4WDを組み合わせる。ランボルギーニは、「量産化の最終的な決定は下されていない」とした上で、「量産するなら米国や中国市場をメインターゲットとし、生産台数は年間3000台レベル」と説明している。
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