日産自動車のカルロス・ゴーン社長は23日、北京モーターショーの会場で国内外のメディア関係者と懇談し、「中国市場はスローダウンしているが成長が終わったわけではない」と強調した。ゴーン社長は1〜3月の新車総需要はマイナスになったものの、小幅増となった乗用車については「安定している」と評価、今後も「年5〜6%の持続的な成長が見込める」と述べた。日産としては「6〜10%の持続的な成長を期待している」とし、「正しい商品と正しいパフォーマンスを実行すれば収益は確保できる」と、今後の事業展開に自信を示した。日産は2016年までの中期計画で中国の生産能力を120万台から200万台に拡大させ、10%のシェア確保を目指している。
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