三宅島エンデューロレースが10月13日と14日の両日、三宅島内の特設コースで開催されることがわかった。主催のNPO法人「三宅島スポーツ振興会」の理事会で日程を決定した。
「前日までの雨で、昨年はサブコースでの開催になった。今年は、ぜひ三宅島の自然を満喫できる本コースを使って開催したい」と、同振興会は意気込む。
今年は本コースを拡大して行う方向での調整も行われている。レースイベントを踏襲しながら新機軸を打ち出し、参加者の増加を見込む。
昨年2011年の三宅島エンデューロレースは、レース名誉会長の石原慎太郎都知事が体調不良で欠席。今年の村長選で、都知事と共にイベントを推進した平野祐康氏が敗れ、新たに桜田昭正村長が就任した。
レースは例年、約1億円の運営費を見込んでおり、経費のほとんどを東京都からの補助金などに依存する。島内のオートバイ・イベントとして6年目となり、その継続が注目されていた。