クライスラーグループのラム(RAM)ブランドは5日、ニューヨークモーターショー12において、ピックアップトラックのラム『1500』の2013年モデルを初公開した。
ラム1500は、クライスラーグループの主力大型ピックアアップトラック。2011年は、前年比23%増の24万4763台を販売。米国の車名別年間販売ランキングでは、7位につける人気車だ。
2013年モデルでは、燃費性能の向上に重点的に取り組む。従来の3.7リットルに代えて、3.6リットルV型6気筒ガソリンエンジンを新搭載。最大出力は305ps、最大トルクは37.2kgmと、従来比でそれぞれ42%、13%引き上げられた。
クライスラーグループによると、パワーアップを果たしながら、燃費性能は従来比で最低でも20%改善。これは、アイドリングストップや8速AT採用の効果が大きい。
また、2013年モデルでは内外装もアップデート。とくに室内では、シフトレバーをダッシュボードのダイヤルに置き換えたのが目を引く。