三菱自動車の米国法人、三菱モーターノースアメリカは4日、米国で開幕したニューヨークモーターショー12において、2013年モデルの『アウトランダー スポーツ』(日本名:『RVR』)を初公開した。
アウトランダー スポーツは2010年春、RVRの北米仕様として米国で発売。2013年モデルには、デビュー以来初の大がかりな改良が施されるのが特徴だ。
外観は、前後バンパー、フロントグリル、フォグランプ、サイドシル、アルミホイールなどのデザインを変更。室内はファブリック素材の見直しや、フロントドアへのクロームアクセントの追加などにより、リフレッシュが図られる。
メカニズム面では、リアのマルチリンクサスペンションを再チューニングし、ハンドリングや乗り心地を向上。CVTはプログラムが見直され、加速性能や滑らかさを増した。4WDの「AWC」のプッシュボタンスイッチも、新デザインだ。
すでに公表されている通り、三菱自動車は7月から米国イリノイ州でRVRの現地生産を開始する予定。今回の改良は、これに合わせたものと受け取れる。なお現地生産されるRVRは米国向けだけでなく、他の市場への輸出も計画されている。