【新聞ウォッチ】エコカー補助金予算早くも“ガス欠”!? トラック販売好調

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2012年4月5日付

●ガソリン値上がり158.3円、上げ幅は縮小(読売・2面)

●トヨタ相談役、奥田氏が退任(読売・8面)

●インド、車生産も輸出も、世界大手、拠点化の動き,トヨタ、新興国に照準(朝日・8面)

●日産イエローキャブお披露目(毎日・8面)

●軽自動車必要性高く、自工会調査「ないと困る」57%(毎日・8面)

●トラックなど商用車エコカー、補助金、来月で終了!? 早々に予算切れも(産経・11面)

●東南アジアで生産増強、自動車各社「有望市場」を先取り(産経・11面)

●米の3月新車販売トヨタ20万台突破(産経・11面)

●日経平均1万円割れ、米緩和期待の後退映す(日経・1面)

●車リース、中国で合弁、オリックス、現地販売大手と(日経・4面)

●ルノー製バン年内発売、ダイムラー共同事業第一弾(日経・9面)

●宮城の訓練校概要を発表、トヨタ(日経・10面)


ひとくちコメント

数量限定の特売品を求めて長蛇の列に並んだところ、自分の順番がやっとのことで回ってきた直前で「完売」のアナウンスを告げられて愕然とするケースも少なくない。そんな事態がこの4月2日から申請受け付けが始まったばかりのエコカー補助金制度でも起こりそうだという。

エコカー補助金のうち、商用車向けの補助金が来年2月の期限より大幅な前倒しで打ち切られる公算が大きくなっていると、きょうの産経が報じている。それによると、「東日本大震災の復興需要に補助金効果が重なり、トラックの新車販売が想定以上のペースで増加しているため」で、業界では「5月末にも予算切れになる」との見方が浮上しているそうだ。

エコカー補助金の全体予算は3000億円だが、大半が乗用車向けで、商用車のトラック・バス向けは約7%の219億円にすぎない。これに対し、3月のトラック販売は、復興需要と補助金の相乗効果で前年同月比54.2%増の5万台を超え、9か月連続のプラスを記録。2009年4月から実施した前回も、期限前に予算がなくなり早めに打ち切られたため、今回は、販売店などは早期購入を顧客に促しているという。

すでに、一部のメディアが取り上げていたが、その現象はトラック向けばかりでなく、乗用車向けにも「早期購入」の動きが広がっているようだ。「少しでも安く買いたい」というユーザー心理は当然だが、販売店などは前回の補助金終了後にみられた「反動減」の影響も警戒する必要がある。
《福田俊之》

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