現時点ではコンストラクターズランキングのトップを行くマクラーレンだが、ここまでの2戦ともハミルトンがポールポジションからリザルトを3位に落としたことが重要な問題点として浮上している。
ハミルトンが悔しさを滲ませながら語る。
「予選では十分なスピードが出せているが、レースは改善の余地が多い。ドライバーとしての希望を言えば、低速コーナーでのダウンフォースを強化してほしい。この点が改良されて、あとはピットストップをもう少し上手くやってくれれば、成績はかなり上向くだろう。チームにもう少しマシンを改良して、レースでエンジニアたちに頑張ってほしいと頼んでみるつもりだ」
「運が悪かったという気持ちもあるよ。オーストラリアではセーフティカーにかき乱された部分がかなりあったし、マレーシアは最初のピットストップまではリードしていたのに、ピットストップが重なって……。それがチームの判断の問題かどうかは別としてポジションを2つ落としてしまった。タイヤ交換作業も右リア、その次は右フロントでミスが起きている」
「でも、ここまでは少しだけツキがなかっただけさ。この先は運が巡ってくるだろうと信じているよ!」