クライスラーグループのダッジブランドが、アルファロメオ『ジュリエッタ』の車台をベースに開発した小型セダン、『ダート』。同車が中国市場に、フィアットブランドから投入される可能性が出てきた。
これは27日、『オートモーティブニュース』の欧州版が伝えたもの。同メディアによると、ダートは中国市場では、フィアット『ビアッジオ』(VIAGGIO)の名前で発売されるという。
ビアッジオとは、イタリア語で小旅行の意味。フィアットと中国の広州汽車との合弁会社が、初めて現地生産を行う車種となり、7月に生産を開始し、年内には中国市場で発売される見込み。年産台数は14万台を計画する。
このビアッジオ、中国で4月23日に開幕する北京モーターショー12で初公開されると見られている。