2011年12月、破産を申請したスウェーデンの自動車メーカー、サーブオートモビル(以下、サーブ)。同社の主力車種、『9-3』が新たなモータースポーツ参戦を目指し、初テストを行った。
これは、スウェーデンに本拠を置くフラッシュエンジニアリングが実施したもの。2012年シーズンの「レーシング・エリート・リーグ」に、サーブ9-3で参戦する同社が、シェイクダウンを行ったのだ。
レーシング・エリート・リーグは、スウェーデン国内で開催されるツーリングカー選手権。このレースに2012年、4台のサーブ9-3が投入される。
レーシング・エリート・リーグには、ボルボカーズやBMW、シトロエンなどが参戦。「サーブ健在」をアピールする9-3レーサーの初テストの様子は、動画共有サイト経由で見ることができる。