日産自動車は、2年連続F1の年間チャンピオンであるセバスチャン・ベッテルを起用して、インフィニティブランドの世界的な広告キャンペーンを展開すると発表した。
ベッテルは、デジタルメディアやネットでの映像配信をはじめ、インフィニティ初である全世界向けTVコマーシャルなどのマスメディア広告に登場する。TVコマーシャルの撮影はカタルニアでのフォーミュラ1スペイン戦プレシーズン最終テスト前の3月初頭に行われ、5月26、27日のモナコグランプリに合わせて放映される予定。
2011年にベッテルがインフィニティブランド初のグローバルブランドアンバサダーに任命され、インフィニティとのパートナーシップを確立したことで実現した。
ベッテルは、自身もインフィニティ『FX50S』を運転してインフィニティブランドの宣伝のために定期的にメディアに登場している。『究極のインフィニティ』と銘打つ「FXセバスチャン・ベッテルバージョン」のデザイン・開発にも携わった。この300km/hのレーシング仕様のFXのコンセプトカーは、限定生産されることがジュネーブモーターショーで発表されている。
また、2012年はインフィニティと、ベッテルの所属するレッドブル・レーシングとのパートナーシップ2年目となり、F1マシン、ドライバー、チームの装備品などでインフィニティのブランディングをより強化し、今後、技術面からの協力の機会も検討する。