英国ロータスカーズは6日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー12において、『ロータスF1チームエディション エヴォーラGTE』を初公開した。
同車は『エヴォーラ』の頂点に立つ『エヴォーラGTE』をベースに、F1のイメージを反映させたワンオフモデル。エヴォーラGTEは2011年9月、フランクフルトモーターショー11で発表。ルマン24時間耐久レースなど、国際GTEカテゴリーに参戦中の『エヴォーラ』レーサーのノウハウを応用して開発されたモデルだ。
そのミッドシップには、『エヴォーラS』用の3.5リットルV6スーパーチャージャーをチューニングしたユニットを搭載。最大出力は444psと、歴代ロータスカーズの市販車として最強を誇る。
ロータスF1チームエディション エヴォーラGTEは、ボディパネルのほぼ全域に渡って、カーボンファイバーを使用しているのが最大の特徴。100kgの軽量化によって、さらなるハンドリング性能の向上が追求された。
また、カラーリングはF1マシンがモチーフ。ブラックを基本にゴールドのストライプが添えられた。室内には、専用のバケットシートなどを装備。
ジュネーブモーターショー12の会場には、F1ドライバーのキミ・ライコネン選手が登場。ワールドプレミアに立ち会うとともに、ロータスF1チームエディション エヴォーラGTEが、ライコネン選手に贈呈されることが明らかにされている。