スイスで6日、幕を開けたジュネーブモーターショー12。イタリアの高級スポーツカーメーカー、マセラティのブースでは、『グラントゥーリズモ・スポーツ』が初公開された。
同車は、『グラントゥーリズモS』の改良モデル。今回の改良を機に、車名はグラントゥーリズモ・スポーツに変更された。
4.7リットルV型8気筒ガソリンエンジンは、さらにパワーアップ。最大出力は460ps、最大トルクは53kgmを発生する。これはグラントゥーリズモS比で10ps、0.2kgmの上乗せだ。
トランスミッションは、2ペダルMTの「MCシフト」。0-100km/h加速は0.2秒短縮して4.7秒、最高速は5km/hアップの300km/hに到達する。
内外装もアップデート。外観はフロントバンパーが変更され、エンジンとブレーキの冷却性向上が図られた。ヘッドライトにはLEDを使用。内装は、シートやステアリングホイールを新デザインとした。