6日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー12。トヨタ自動車のブースの市販車の主役は、新型『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』)に追加設定された『ヤリス・ハイブリッド』だ。新型ヴィッツのハイブリッドは、日本市場には用意されない欧州専用車。欧州Bセグメント初のフルハイブリッド車として開発された。『アクア』と基本的に共通の、ダウンサイジングのハイブリッドシステムを搭載するのが特徴だ。このハイブリッドシステムには、『プリウス』や『オーリス ハイブリッド』の1.8リットルではなく、1.5リットルの直列4気筒ガソリンエンジンを採用。モーターとの組み合わせで、トータル出力100psを引き出す。トランスミッションは、e-CVTだ。ジュネーブモーターショー12の会場では、その環境性能と価格が初めて明かされた。まず、欧州複合モード燃費は28.57km/リットル、CO2排出量は79g/km。トヨタによると、欧州最大市場のドイツでは、EVを除いた内燃機関車としては、最も燃費性能に優れるという。また、ドイツでのベース価格は1万6950ユーロ(約179万円)に設定。プリウスの2万5750ユーロ(約273万円)を大きく下回る、魅力的なプライスを提示した。このヤリス・ハイブリッド、ドイツでの受注開始は6月の半ばを予定している。
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