川崎重工業は1日、オートバイ「ニンジャ」など計5車種のリヤステップに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『ニンジャ250』『ニンジャ400R』『ニンジャ400R ABS』『ER-4n』『ER-4n ABS』の5車種で、2011年10月12日~12年1月11日に製作された1161台。
いずれも、リヤステップの取り付けピン抜け止め用サークリップの強度が不足しているため、組み付け時にひび割れが生じ、走行中の振動などでサークリップが破損し、取り付けピンが抜け出してリヤステップが脱落するおそれがある。
全車両、サークリップを良品と交換する。不具合発生はなく、海外生産工場からの情報でわかった。事故は起きていない。