「マシン特性をつかみきれない」と、アロンソぼやく

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アロンソ(フェラーリ。2月22日)
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2011年はレッドブルとマクラーレンの後塵を拝したフェラーリだが、今季のマシンの開発には「アグレッシブな開発姿勢」で臨んだ。だがアロンソによれば、「ヘレステストが終わった時点でフェラーリ『F2012』の20%しか理解できていない」という。

バルセロナテストの2日目時点で、マクラーレンとレッドブルが早々にレースシミュレーションに移行したというのに、フェラーリは50点ほどのパーツを着けたり外したりでデータを集めていることが、状況を現しているのかもしれない。

アロンソは語る。「データ収集の作業が予定より長引いているのは本当の話だ。F2012の感触は複雑すぎて、挙動さえ掴みきれていない。ただ昨年はテスト初日にレース相当距離を走っていたのに、開幕戦ではレッドブルに1.5秒も引き離されていた。僕の希望で言えば、トラブル知らずの遅いマシンを与えられるよりも、高性能なマシンの信頼性を少しずつ改善して行くほうがはるかにありがたいね!」

フェラーリF2012は全マシンのなかでも唯一、フロントサスペンションにもプルロッド方式を採用するなど、新たな技術領域に挑戦している事も事実だ。

《編集部》

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