ルノー・ジャポンは23日、『ルーテシア』の新グレード「ルーテシア・ナイト&デイ」を発表、同日より発売を開始した。
このルーテシアはフランスでは『クリオ』と呼ばれている。「日本ではクリオという名称はホンダが使っているので、ルーテシアとして1991年より発売を開始しました」とは同社マーケティング部商品計画グループ、マネージャーのフレデリック・ブレンさん。
ルーテシアの名称の由来は、「ローマ時代のパリの名前はルテスといい、ラテン語などではルーテシアといっていました。クリオはフランスとパリを強調するクルマなので、日本に導入した際にルーテシアと名付けたのです」。
その後、2012年までに累計1万2400台以上の販売台数となり、ルノーの中では累計で最も販売台数の多いモデルとなった。またワールドワイドで見ると、100か国、累計で1000万台を超えた販売台数を誇っている。
今回導入されたナイトアンドデイは限定車ではなくカタログモデルで、これまでの1.6AT仕様をリニューアルしたものだ。ブレンさんは、「ナイトアンドデイという名称通り、ボディカラーは白と黒がメインで、他に4色あります。白はダイナミック、昼に走るクルマ。黒はエレガント、夜のドレスアップのクルマというイメージ」と語った。