ダイムラーは9日、2011年通期の暫定決算を明らかにした。
同社の発表によると、メルセデスベンツなどグループ全体の売上高は1065億ユーロ(約10兆9900億円)。前年同期の978億ユーロ(約10兆0920億円)に対して、8.9%の伸びを示した。
一方、純利益は60億2900万ユーロ(約6220億円)と、過去最高を記録。前年実績の46億7400万ユーロ(約4820億円)に対して、29%もの増益となった。
2011年の世界新車販売台数(メルセデスベンツやスマート、商用車を含む)は、211万1100台。前年比は、11%増と好調だ。
ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は、「自動車誕生125周年の記念すべき2011年に、素晴らしい結果を残した」とコメントしている。