マツダの中国法人は4日、2012年1月の中国における新車販売の結果を公表した。総販売台数は、1月としては過去最高の2万2740台。前年同月比は14%増と、2桁の伸びを記録した。
マツダの中国合弁には、第一汽車との合弁の一汽マツダと、長安汽車&フォードモーターとの合弁の長安フォードマツダの2社がある。1月実績は、一汽マツダが前年同月比13%増の1万5057台。長安フォードマツダのマツダ分は、15%増の7683台だ。
マツダの中国新車セールスが前年実績を上回るのは、2011年5月以来、8か月ぶり。改良版のマツダ『3』(日本名:『アクセラ』)を中心に、販売を伸ばした。
マツダの2011年中国新車販売は、21万4799台。前年比は10.4%減と、4年ぶりに前年実績を割り込んだ。2012年は中国市場へ新型クロスオーバー、『CX-5』を投入するなどして、巻き返しに出る。