トヨタ自動車の中国法人は1日、1月の中国における新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は約5万8700台。前年同月比は26.2%減と、3か月連続で前年実績を下回った。
トヨタの中国合弁(乗用車)には、第一汽車との一汽トヨタ、広州汽車との広汽トヨタの2社がある。1月新車販売は、一汽トヨタが約3万3400台。前年同月比は27.1%減と、3か月連続のマイナスだ。
一方、広汽トヨタは約1万8800台を売り上げたものの、前年同月比は21.2%減と、こちらも3か月連続のマイナス。昨年は2月だった中国の大型休暇、春節が今年は1月に変更されたことで、ディーラーの営業日が減少したのが響いた。
トヨタの2011年中国新車販売実績は、前年比4%増の88万3000台。同社は中国における2012年の年間目標台数を、前年比14%増の100万台以上に設定している。