富士重工業は3日、新型車スバル『BRZ』を3月28日から発売すると発表した。BRZは、トヨタ自動車と共同開発した水平対向エンジンFRレイアウトのスポーツカーで、2日に発表されたトヨタ『86』の兄弟車となる。
BRZのネーミングは「ボクサーエンジン」のB、「リアホイールドライブ」のR、「究極」のZの3文字を組み合わせた。
BRZでは、「Pure Handling Delight-新しい次元の運転する愉しさ」をコンセプトに、水平対向エンジンをより低い位置に搭載した「超低重心パッケージング」により、高いハンドリング性能を実現を目指した。
環境性能に優れた自然吸気の水平対向エンジンを専用開発。トヨタの直噴技術D-4S(燃料噴射システム)と組み合わせ、1リットルあたり100psの出力と、13.0km/リットル(JC08モード)の燃費を実現した。この新開発水平対向エンジンに、シフトフィールやレスポンスにこだわった6MTとE-6ATを組み合わせた。
価格はRAグレードの6MTが205万8000円。