イタリアの大手自動車メーカー、フィアットは1日、2011年通期の決算を明らかにした。
同社の発表によると、売上高は595億5900万ユーロ(約5兆9600億円)。2011年6月以降、米国クライスラーグループが連結対象に含まれたこともあり、前年実績に対して66%増と大幅に増加した。
また営業利益は、23億9200万ユーロ(約2395億円)。こちらも、クライスラーグループが連結対象となった効果で、前年同期に対して2.2倍を達成する。
一方、2011年の世界新車販売台数(LCV含む)は、203万2900台。地元イタリアやブラジルでの不振が響き、前年比2.4%減と後退している。