日本自動車工業会は18日、2012年暦年の国内新車需要を前年比19.1%増の501万6000台とする見通しを発表した。500万台に到達すれば、08年の約508万台以来、4年ぶりとなる。
総需要のうち、登録車は20.3%増の323万6000台、軽自動車は17.0%増の178万台と、いずれも大幅な伸びを見込んだ。
自工会は、欧州の信用不安や円高による日本企業の収益低迷などが懸念材料としてあるものの、「震災からの回復、自動車重量税の一部軽減、エコカー減税・補助金等による需要の喚起が想定される」と分析している。