2011年の米国プレミアムカー市場において、11年ぶりに首位の座から陥落し、BMWとメルセデスベンツの後塵を拝したレクサス。そのレクサスが2012年、再びプレミアムブランドの販売ナンバーワンを目指して、巻き返しに出るようだ。
これは16日、『オートモーティブニュース』が報じたもの。同メディアの取材に応じた米国トヨタ販売のレクサス担当、マーク・テンプリン副社長は、「米国市場で2012年、改良モデルを含めて合計9の新型車を発売する」と話し、積極的に新型車を投入する意向を示したというのだ。
新型車のメインは、2月に発売予定の新型『GS』。ガソリンの「GS350」とハイブリッドの「GS450h」がリリースされる。また、同副社長によれば、新型GSに続いて、『ES』、『IS』、『LS』、『LX』の改良モデルがスタンバイしているという。
また、ハイブリッドコンパクトの『CT200h』には、高性能バージョンを追加予定。さらに新型車として、7シーターのクロスオーバーを投入する計画もあるとのこと。
マーク・テンプリン副社長は「2012年、レクサスの米国販売目標台数は前年比21%増の24万台レベルだ」と述べ、再び米国プレミアムカー市場の首位に返り咲くことを宣言したという。