雑誌『CAR STYLING』は19日、同誌主催の日本カーデザイン大賞の選考結果を公表、フォルクスワーゲンが「ゴールデンマーカー・トロフィー」、マツダが「ゴールデンクレイ・トロフィー」を受賞した。
山口京一氏ほか7名による選考会議では、最も印象的な量産車に与えられる「ゴールデンマーカー・トロフィー」に、フォルクスワーゲン『up!』を選んだ。授賞理由は「これからの時代に即したコンパクトなパッケージとシンプルなデザインで清潔感のある魅力的な小型車を実現し、世界に規範を示した」。
最もモデルワークの優れた作品の「ゴールデンクレイ・トロフィー」は、マツダ『靭(SHINARI)』が獲得。授賞理由は「デザイナーの意図する伸びやかなラインと起伏のある面質を卓越した造形センスと技量で躍動感のある立体に仕上げ、国際的に見ても今シーズンの最も印象的な自動車フォルムの1台である」と評価した。
今シーズンの最優秀コンセプトカーに贈られる「ゴールデンマーカー」(研究者部門)は該当車なし。