【東京モーターショー11】生産コストとレイアウトにこだわった、ホンダの3台のバイク

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ホンダ NC700S、INTEGRA、NC700X
  • ホンダ NC700S、INTEGRA、NC700X
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  • ホンダ NC700X
  • ホンダ NC700X
  • ホンダ INTEGRA
  • 本田技術研究所二輪R&Dセンター、青木柾憲上席研究員

ホンダがジャパンプレミアとして出展した3台のバイク『NC700S』、『INTEGRA』、『NC700X』。見た目の印象が異なる3台だが、エンジンやブレーキ、マフラーやメーターなど多くのパーツを共通化することで、生産コストが削減されている。

ディスクブレーキプレートをよく見ると、1枚の金属円板を切り抜き、切り抜いた外側と内側で前後輪の2枚のディスクを作り出していることがわかる。

燃費はリッター約28kmと非常に低燃費。そのおかげでガソリンタンク容量を減らすことができた。従来ガソリンタンクがある位置は、ヘルメットを収納するスペースとなっているのが特徴。

本田技術研究所の青木柾憲氏は「ヘルメットを収納できるようにするのなら、当然フルフェイスが収納できないと意味がないので、徹底的にこだわってレイアウトした。エアクリーナーも収納位置と同じ部分にあるが、ハンドル側に寄せてスペースを確保した」と言う。

従来、バイクの車体中心部はスペースが確保しにくいが、青木氏は「この3台のエンジンはシリンダー部分が傾斜しているため、収納スペースを用意することができた」と言う。

《佐藤隆博》

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