フォルクスワーゲンが、WRC(世界ラリー選手権)に2013年シーズンから投入する『ポロR WRC』。同車のデモ走行の映像が、ネット上で公開されている。
この映像は4日、ドイツ・デュッセルドルフで行われた「レース・オブ・チャンピオンズ」(ROC)で収録されたもの。ROCは、F1やWRC(世界ラリー選手権)、GTカーなど、モータースポーツのカテゴリーを越えて、トップドライバーが腕を競う恒例のイベントで、今回はセバスチャン・ベッテル選手やジェンソン・バトン選手らが参加した。
このROCで、ポロR WRCがデモ走行。フォルクスワーゲンのWRCワークスドライバーで、今年のROCを制したセバスチャン・オジェ選手が、約4万人の観客の前で、ポロR WRCをデモ走行させた。
ポロR WRCは、『ポロ』をベースに開発。直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」エンジンは、最大出力300ps、最大トルク35.7kgmを発生する。駆動方式はフルタイム4WD。マシンの最低重量は、WRCのレギュレーションにより、1200kgと定められている。
ポロR WRCの迫力の「ウィニングラン」映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。
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