3日、一般公開が開始された東京モーターショー11。韓国のベンチャー企業、ADモータースは、1日に日本市場で発売したばかりの新型EVを披露した。
このEV、車名は『チェンジ』と命名。ボディサイズは全長3210×1560×全幅1580mm、ホイールベース2180mmと、コンパクトな2名乗りEVだ。ボディタイプは、荷台のあるピックアップが基本で、オプションでハードトップを設定する。
モーターは最大出力9.5ps。車両重量は830kgと軽量で、最高速は60km/hとシティコミューター的EVだ。二次電池は蓄電容量120Ahのリチウムバッテリーで、充電時間は200Vコンセントで7時間。同社は「小型EVながら、1回の充電で最大100kmを走行可能」と、その特徴をアピールする。
ADモータースは、広島県福山市に本拠を置くNPO法人、NAFCA(ナフカ)のオートレックスEV事業部を通じて、このチェンジを日本発売。価格は220万5000円からだが、最大47万円の補助金を申請すれば、同社は「実質約174万円から購入できる」と説明している。