【PVジャパン11】ホンダ、変換効率が世界最高レベルの太陽電池モジュールを出展

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ホンダ太陽光発電モジュール
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ホンダは、12月5日から幕張メッセで始まる太陽光発電に関する総合イベント「PVJapan 2011」に、太陽電池の製造・販売を手がけるホンダソルテックが新型薄膜太陽電池を参考出展すると発表した。

同社は今回「発電量を追求するホンダのCIGS(銅-インジウム-ガリウム-セレン)」を出展テーマに「新型高効率太陽電池モジュール」と、現行モデルをベースとした「140W太陽電池モジュール」の2つの住宅用プロトタイプを参考出展する。

また、「新型高効率太陽電池モジュール」の公共・産業用コンセプトモデルもあわせて参考出展する。

140W太陽電池モジュールは、光発電層の結晶品質を改善して発電性能を向上させるとともに、サブモジュールパターン設計を見直して非発電面積を小さくすることで、最大出力を現行モデルの130Wから140Wに向上した。

新型高効率太陽電池モジュールは、これらの性能向上に加え、新しいモジュール封止構造を採用することで非発電面積をより小さくし、現在市販されているCIGS薄膜太陽電池に対して世界最高レベルのモジュール変換効率13.5%を実現した。

また、現行モデルより小型化することで、さまざまな形状の屋根に効率よく設置できる。

同社の国内事業所で太陽光発電の導入量は業界トップ。2012年には寄居工場に国内自動車工場としては最大となるメガソーラー発電設備を設置するほか、販売店への太陽電池の設置も加速する方針だ。

《レスポンス編集部》

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