ホンダの伊東孝紳社長はプレスブリーフィングで、ガソリンおよびディーゼルエンジンといった内燃機関の効率向上への取り組みを強化するため、新たに「アース・ドリームス・テクノロジー」として技術展開する方針を表明した。
伊藤社長は、“Fun”と「環境」を「高い次元で両立させる」としており、次世代の新骨格エンジンとトランスミッションを核に、この技術を広めて行く計画だ。
30日に発表した軽自動車の『N BOX』が第1弾になると説明した。伊東社長は、順次適用を拡大し、3年以内には各車両のカテゴリーで「燃費ナンバー1を目指す」と宣言した。
また、こうした取り組みにより、世界で販売する2輪、4輪、汎用製品のCO2(二酸化炭素)排出量を、2020年には00年比で30%削減するという目標を設定したことも明らかにした。