カーナビが登場して以来、高機能化は進む一方。そんな中で、必要な機能は何かをしっかりと見据え、シンプルながら高品位なナビ機能を徹底追求したのが、この秋に登場したイクリプス『AVN-G01』である。
製品の開発にあたってコンセプトに据えたのは、マップ(地図)/スクリーン(映像)/サウンド(音楽)の各テーマに対する“3つのBeautiful”。本機の位置付けはエントリーモデルに属するが、それを超える高品位なメモリーナビとしたところに特徴がある。
◆WVGA化にデジタル伝送/デジタルTFTで見た目のキレイを実現
安心してドライブできるためには必要な情報が自然にドライバーに伝わっていくことが重要だ。本機はそのためにまずモニターをWVGA化し、「マップ」のBeautifulに取り組んだ。映像回路にはデジタル伝送/デジタルTFTを採用するなど、エントリーモデルとしては異例の贅沢な仕様としたのだ。それだけに映し出される地図表示は一目見て「キレイ!」と感嘆してしまうほど。
WVGAならではの高解像度表示はもちろんだが、細街路や地名、新規作成した地図記号やアイコンは見やすさを重視し、凹凸感のある表現の緑地帯などは質感に徹底してこだわったという。地名のフォントがやや小さめではあるが、解像度の高くデジタル処理されたモニターのおかげで見にくさはほとんど感じない。なおフォントのサイズは調整が可能だ。この臨場感あふれる表示が、ドライブ中のガイドをよりリアルにドライバーへと伝えているのだ。
◆スピード起動と必要十分な検索データ
ナビの基本機能も向上している。起動時間は従来比で約50%に短縮し、地図のスクロールもきわめてスムーズになった。
メニュー画面は『AVN Lite』で好評だった2画面表示を継承した上にアニメーション表示を追加。また、最近のカーナビの常識ともなっている純正ステアリングリモコンにも対応している。
目的地検索も収録した豊富なデータと、優れたリンク機能によってスムーズに行われる。曖昧なキーワードに対応しているのはもちろんのこと、駅や大型施設の出入り口情報も収録済み。
なかでも便利さを感じるのは、名称を入力すると自車位置の都道府県にある施設を施設して表示することだ。エリアやジャンルなどで絞り込必要がなく、効率よく目的地が探し出せる。まさに普段の使い勝手でも満足度は高いと言えるだろう。