16日、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー11。GMのシボレーブランドのブースでは、世界戦略コンパクトカー、新型『スパーク』が北米プレミアを飾った。
新型スパークは2009年3月、ジュネーブモーターショーでデビュー。GMの新世界戦略コンパクトカーに位置づけられ、2010年に欧州で先行発売。今回、北米市場への投入が宣言された。
北米向けのスパークは、1.2リットル直列4気筒ガソリンエンジンを搭載。最大出力は85ps。トランスミッションは、5速MTと4速ATを設定する。
GMが強調するのが、室内の広さと燃費の良さ。新型スパークのEPA(環境保護局)燃費は公表されていないが、GMは「フィアット『500』、スマート『フォーツー』、サイオン(トヨタ)『iQ』よりも、室内は広く燃費もいい」とアピールに力を込める。
新型スパークは、2012年の半ばに米国とカナダで発売。GMは、「5年間16万kmのパワートレイン保証や10エアバッグなどの安全装備、車載インフォテインメントのオンスターはクラスで唯一用意」と説明している。