メルセデスベンツの伝統のロードスター、『SL』。同車の次期型に関する情報が、一部公開された。
これはメルセデスベンツが15日、米国カリフォルニア州のデザインスタジオで開催したメディア向けイベントで披露したもの。次期SLの骨格が、初公開されたのだ。
歴代のSLには、常にメルセデスベンツの最新技術が導入されてきた。もちろん次期型も、この流れに従う。とくに重視されたのが、ボディの軽量化と剛性の追求だ。
メルセデスベンツによると、次期SLは現行比で最大140kgに及ぶ軽量化を実現。これはアルミ素材の積極採用によるものだ。その上で、ボディ剛性は現行比で20%以上も引き上げられるという。
次期SLは2012年1月、デトロイトモーターショー12でワールドプレミアを飾る見込み。燃費性能も最大30%向上させるなど、時代の要請に合わせた意欲的なモデルチェンジになるようだ。