フォルクスワーゲンは4日、欧州向けの『ティグアン』に「Rライン」を設定すると発表した。
Rラインは、フォルクスワーゲンの子会社の「VWインディビジュアル」が、フォルクスワーゲンの市販車に特別チューンを施したモデル。同社は2001年の『ニュービートルRSi』を皮切りに、『ゴルフR32』、『パサートR36』、『トゥアレグR50』などのモデルをリリースしてきた。
また、最近のRラインには、内外装のドレスアップを主体にしたモデルもラインナップ。日本でも『シロッコ』などに、Rラインが設定されている。
今回、フォルクスワーゲンは、フェイスリフトを受けたティグアンにRラインを初設定。その内容は、「エクステリアパッケージ」が専用バンパー、サイドスカート、ルーフスポイラー、ディフューザー、アルミ製ドアシルプレートなどをセットしたもの。足元は、19インチアルミホイールと255/40サイズのタイヤで引き締められた。
さらに、「インテリアパッケージ」として、内装もグレードアップ。スポーツシート(レザーはオプション)やマルチファンクションステアリングホイールは、Rラインのロゴ入り。アルミ製ペダルやブラックルーフライニングなどがセットされ、スポーティさを強調している。