欧州トヨタは10月28日、『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』)の欧州における累計生産台数が、200万台に到達したと発表した。
ヴィッツは、トヨタの欧州における最量販車。欧州仕様は2001年1月、フランスのバランシェンヌ工場(TMMF)で生産が開始された。2007年には、過去最高の年間26万2000台を生産。累計200万台は、第1号車のラインオフから、約10年での達成だ。
現在、同工場では、3世代目となる新型を生産中。2012年1月からは3交代制を復活させ、800名を追加雇用する。さらに2012年には、ハイブリッド版の現地生産も始まる予定である。
TMMFの佐野眞琴社長は、「200万台達成は全従業員の努力のおかげ。新型の欧州発売により、バランシェンヌ工場は新たな一章を刻む」と述べている。