ダイハツ工業は26日、軽貨物『ハイゼット』ダンプ仕様車のダンプスイッチに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2005年1月13日~11年8月10日に製作された1万4034台。
ダンプスイッチの構造が不適切なため、上部に設置したカップホルダーからこぼれた飲料水等がスイッチの接点部に進入し、電源回路が短絡してダンプが誤作動するおそれがある。
全車両、ダンプスイッチを対策品に交換するとともに、カップホルダー取付部に止水スポンジを設定する。
不具合発生件数は9件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。