J.D.パワーアジア・パシフィックは、自動車メーカー純正ナビセグメントのナビゲーションシステムの顧客満足度調査の結果を発表した。
調査は、自動車メーカー純正のナビの顧客満足度を測定するもので、検索・案内機能だけでなく、音楽・映像機能やテレマティクスサービスなど、車載情報機器としてのナビの評価を幅広く調べた。今回が4回目の調査となる純正ナビセグメントは、2009年4月から2011年3月までに新車を購入した純正ナビ利用者を対象に7月にインターネット調査を実施し、5254人から回答を得た。
調査ではサービスサポート、ドライビングサポート、カーライフサポート、コスト、通信環境のファクターで評価した。
顧客満足度ランキングでは、対象となった11メーカー中、レクサスがトップとなった。レクサスはすべてのファクターでトップ評価を得た。2位はトヨタで、前年より19ポイントの改善となった。
3位はダイハツ、4位が日産、最下位はBMWだった。
一方、純正ナビユーザーのうち、スマートフォンのナビアプリケーションを利用している割合は、2010年の6%に対し、2011年は12%と倍増していることが明らかになった。