ヒュンダイ、新1.6リットルターボエンジン開発…最大出力204ps

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韓国のヒュンダイモーターグループは19日、新世代の直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを開発したと発表した。

この新エンジンは、「ガンマ1.6T-GDI」と命名。同社が4年以上の歳月と、695億ウォンを投じて開発した自信作だ。エグゾーストマニホールド一体のツインスクロールターボチャージャー、可変バルブタイミングのデュアルCVVTなどの技術が導入されている。

そのスペックは、最大出力204ps、最大トルク27kgm。最大トルクは1750-6000rpmという、幅広い領域で発生し続ける特性を持つ。ヒュンダイによると、クラスで最高レベルのパフォーマンスを狙ったという。

また、この新エンジンは環境性能も優秀。欧州のユーロ5と、米国カリフォルニア州のULEV-2を満たす。

同社は新1.6リットルターボエンジンを、ヒュンダイのスポーツクーペ、『ベロスター』をはじめ、キアモーターズを含めたグループ各車に搭載する方針。ヒュンダイモーターのWoong-Chul Yang副会長は、「今後もパフォーマンスと環境性能を両立させた新世代パワートレインの開発を続けていく」と語っている。

《森脇稔》

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