ホンダの大山龍寛専務は、新開発125ccスクーター用エンジンの開発によって「アジアでも欧州でも同じエンジンとしてグローバル展開できる」と述べた。
同社では、125ccクラスでは、タイやインドネシア、欧州など、それぞれ地域に適した専用車を開発してきた。従来、コストや生産インフラの関係からエンジン種類の統合は困難だった。今回、開発した125ccエンジンは「どの地域でも生産が可能で、バラバラだったものを大幅に整理できる」と述べた。
新型125ccエンジンはグローバル展開する計画で生産台数を数百万台を見込んでおり、量産効果から大幅なコストダウンも図れる見通し。
同社ではミドルクラス向け700ccエンジンについてもグローバル展開していく計画だ。