メルセデスベンツのスーパーカー、『SLSAMG』。同車に最強モデルとして、「ブラックシリーズ」が設定される可能性が出てきた。
これは16日、米国の自動車メディア、『モータートレンド』が報じたもの。同メディアの取材に応じたメルセデスベンツの高性能車部門、AMGのTobias Moers取締役は、「我々はSLSAMGに、ブラックシリーズ設定の用意がある」と語ったという。
ブラックシリーズは、既存のAMG車をベースにさらなるパフォーマンスを追求したモデル。過去には、『SL65AMG』や『CLK63AMG』に設定された。13日に開幕したフランクフルトモーターショー11では、『C63AMGクーペ ブラックシリーズ』が披露されたばかりだ。
SLSAMGは、AMGのフラッグシップモデル。それだけに、ブラックシリーズでは、その名に相応しいパフォーマンスが追求される。
現時点ではその内容は判明していない。しかし、6.2リットルV型8気筒ガソリンエンジンは、最大出力600ps、最大トルク69kgm(ノーマルでは571ps、66.3kgm)レベルまで、パワーアップが図られると見られている。