【フランクフルトモーターショー11】ヒュンダイ i40、欧州Dセグメントに挑戦状

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ヒュンダイi40(フランクフルトモーターショー11)
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13日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー11において、欧州新車市場の最量販ゾーン、Cセグメントの戦略車、『i30』を初公開したヒュンダイ。その上に位置するDセグメント向け戦略車として、『i40』も展示された。

i40は米国中型セダン市場において、トヨタ『カムリ』やホンダ『アコード』(日本名:『インスパイア』)のシェアを侵食し、ヒュンダイ躍進の原動力となった新型『ソナタ』の欧州版。i40の年内欧州発売を前に、今回のフランクフルトで最後の事前アピールを行った。

i40は基本的にソナタと共通。見た目の違いは、フロントマスクが欧州向けに変更された程度だ。また、ソナタにはないステーションワゴンが用意されるのも、i40ならでは。同社のデザイン言語、「fluidic sculpture」を採用したボディは、高い存在感を放つ。

エンジンはガソリン2、ディーゼル2の合計4ユニット。中でも、1.7リットル直列4気筒ターボディーゼルの「ブルードライブ」仕様は、アイドリングストップ、低転がり抵抗タイヤ、オンデマンド制御のオルタネーターなどの採用により、欧州複合モード燃費23.25km/リットル、CO2排出量113g/kmという高い環境性能を実現する。

ヒュンダイは欧州市場において、年間6万台のi40を販売する予定。競合車には、フォルクスワーゲン『パサート』やトヨタ『アベンシス』などを想定しており、i40投入により2011年末までに、欧州市場でのシェアを3%へ引き上げる計画だ。

《森脇稔》

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