アウディは13日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー11において、『A8L W12エクスクルーシブ』を初公開した。
同車は、アウディのフラッグシップサルーン、『A8』のラグジュアリー性をさらに高めた特別モデル。欧州仕様のA8の最上級グレードで、W12気筒エンジンを積む「A8L W12」をベースに、世界のエグゼクティブのニーズを満たす装備を奢った。
そのハイライトは、贅を極めたインテリア。イタリアの高級家具ブランド、ポルトローナ・フラウが手がけたコニャック色のレザーシートを採用。このレザーシートには、グラナイトグレーのパイピングが添えられた。
さらにシートだけでなく、ダッシュボードやセンターコンソール、ドアトリムにもレザーを使う。グレーブラウンの本木目パネルも張り巡らされた。もちろん、内外装のコーディネートには、豊富なパターンが用意される。
同車は現時点ではコンセプトカーだが、アウディは近い将来、世界限定50台を発売する計画。『Q7』に続いて、「エクスクルーシブ」の名を冠したシリーズ第2弾となる。