韓国のサンヨン(双竜)自動車は13日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー11において、『XUV-1コンセプト』を初公開した。
XUV-1コンセプトは、次世代クロスオーバーの提案。車名のXUVとは、エキサイティング・ユーザーインターフェース・ビークルの略だ。
外観は、ボディを取り巻くように一周するラップアラウンド・ウインドスクリーンを採用。たくましい大型Cピラーや、開放感にあふれる全面ガラスルーフも目を引く。
ボディサイズは、全長4140×全幅1830×全高1590mm、ホイールベース2600mm。欧州Bセグメントに属する小型クロスオーバーとして、高い存在感がアピールされた。
室内へのアクセスは、観音開きのサイドドアから。独立した4個のシートは回転させることが可能で、乗降性を引き上げる。XUVの名前の通り、ダッシュボード中央のタブレット型コンピューターを核に、マルチメディアへの対応を図っている。